…中国で用いられた病気の診断法の一つ。三部とは人体の上(顔面),中(手),下(足)の3部分のことで,それぞれに天,地,人の3部位があり,合計9部位の脈動をしらべることによって病気の所在と状態を知ろうというものである。《素問》(《黄帝内経》)の三部九候論篇にみられる説であるが,実際にどの程度用いられたか明らかでなく,後世では用いられていない。…
※「三部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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