味気無さ(読み)あじきなさ

精選版 日本国語大辞典 「味気無さ」の意味・読み・例文・類語

あじきな‐さ あぢきな‥【味気無さ】

〘名〙 (形容詞「あじきない」の語幹接尾語「さ」の付いたもの) どうしようもないこと。無益なこと。気にくわないこと。風情がないこと。また、その度合
古今(905‐914)仮名序「咲く花に思ひつく身のあぢきなさ身にいたづきのいるも知らずて」
腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉二二「老後の身の果敢(はか)なさ、世のあぢきなさを一時感じ出した矢先

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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