日本歴史地名大系 「和間神社」の解説 和間神社わまじんじや 大分県:宇佐市旧長洲町地区松崎村和間神社[現在地名]宇佐市松崎 浮殿松崎(まつさき)の東端、寄藻(よりも)川の西岸にある。同川の川中には当社浮殿(うきでん)が建つ。文政年中(一八一八―三〇)に南北の鶴田(つるだ)新田が開発されるまで付近は周防灘が湾入し、寄藻川の河口にあたっていた。当社地先の海浜は和間浜とよばれ、宇佐宮の最も重要な神事の一、放生会(現在の仲秋祭)が執行された地である。八幡大神・比売大神・神功皇后の三柱などを祀り、旧郷社。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by