哀情(読み)アイジョウ

デジタル大辞泉 「哀情」の意味・読み・例文・類語

あい‐じょう〔‐ジヤウ〕【哀情】

悲しく思う心。悲心。「哀情を催す」

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精選版 日本国語大辞典 「哀情」の意味・読み・例文・類語

あい‐じょう‥ジャウ【哀情】

  1. 〘 名詞 〙 かなしく思う心。かなしみの心。また、かなしいさま。あいせい
    1. [初出の実例]「年老ぬれば心彌々弱くして哀情(アイシャウ)の念(おもひ)切なり」(出典私聚百因縁集(1257)三)
    2. [その他の文献]〔漢武帝‐秋風辞〕

あい‐せい【哀情】

  1. 〘 名詞 〙あいじょう(哀情)
    1. [初出の実例]「モノノフ ドモ ワ ナサケ モ シラヌ モノ ナレドモ、アマリ ニ コノ aixei(アイセイ) ヲ ミテ」(出典:サントスの御作業の内抜書(1591)二)

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普及版 字通 「哀情」の読み・字形・画数・意味

【哀情】あいじよう(じやう)

もの悲しい。漢・武帝秋風の辞〕詩 簫鼓(せうこ)鳴つて棹歌(たうか)を發す 樂極まりて哀多し 少壯時ぞ、老を奈何(いかん)せん

字通「哀」の項目を見る

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