品川寺(読み)ほんせんじ

日本歴史地名大系 「品川寺」の解説

品川寺
ほんせんじ

[現在地名]品川区南品川三丁目

妙国みようこく寺の南にある。海照山普門ふもん院と号し、本尊水月観音ならびに聖観音。真言宗醍醐派。前身は品川観音(北条記)と通称された寺院で、寺伝によれば空海が水月観音像を授けた草庵に始まり、品河氏の外護を受け、観音堂とよばれた。長禄期(一四五七―六〇)に太田道灌が水月観音とともに持仏の聖観音を安置し、伽藍を修造して金華山大円寺と改名したとされる。永享一〇年(一四三八)七月一八日の憲泰寄進状(妙国寺文書)に記載される畠地の南限は「観音堂」の垣であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「品川寺」の解説

品川寺(第31番)

(東京都品川区)
昭和新撰江戸三十三札所指定の観光名所。

品川寺

(東京都品川区)
しながわ百景」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android