品川寺(読み)ほんせんじ

日本歴史地名大系 「品川寺」の解説

品川寺
ほんせんじ

[現在地名]品川区南品川三丁目

妙国みようこく寺の南にある。海照山普門ふもん院と号し、本尊水月観音ならびに聖観音。真言宗醍醐派。前身は品川観音(北条記)と通称された寺院で、寺伝によれば空海が水月観音像を授けた草庵に始まり、品河氏の外護を受け、観音堂とよばれた。長禄期(一四五七―六〇)に太田道灌が水月観音とともに持仏の聖観音を安置し、伽藍を修造して金華山大円寺と改名したとされる。永享一〇年(一四三八)七月一八日の憲泰寄進状(妙国寺文書)に記載される畠地の南限は「観音堂」の垣であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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