唐団扇(読み)トウウチワ

  • からうちわ ‥うちは
  • とううちわ タウうちは
  • とううちわ〔タウうちは〕
  • 唐団=扇

大辞林 第三版の解説

中国風の団扇。瓢簞ひようたん形あるいは円形で、柄のついたもの。軍配団扇、相撲の行司の軍配として用いた。
家紋の一。軍配団扇に同じ。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 うちわの俗称。
※俳諧・玉海集(1656)二「風と云文字のなりや唐団扇〈貞因〉」
〘名〙
① 中国風のうちわ。瓢箪(ひょうたん)形、または円形で、柄の端の穴に緒を通したもの。軍陣で采配(さいはい)の代わりとして、また、相撲の軍配として用いた。軍配団扇(ぐんばいうちわ)
※俳諧・誹諧発句帳(1633)夏「から風をくみこめたるか唐団〈玄札〉」
② 紋所の名。①をかたどったもの。桑名団扇、中津団扇、三つ唐団扇など種々ある。
※浮世草子・好色一代女(1686)六「隠し紋に帆掛舟と唐団(トウウチワ)と染込に」

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