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唐王朱聿鍵 とうおうしゅいっけんTang-wang Zhu Yu-jian; T`ang-wang Chu Yü-chien

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

唐王朱聿鍵
とうおうしゅいっけん
Tang-wang Zhu Yu-jian; T`ang-wang Chu Yü-chien

[生]万暦30(1602)
[没]順治3(1646).福建,汀州
中国,清初に明の遺臣により擁立された明の王。隆武帝。幼名は長寿。諡は思文皇帝。廟号は紹宗。洪武帝の第 23子の唐王朱けいの9世孫。崇禎5 (1632) 年祖父の碩とうの跡を継いで唐王となり,河南省南陽で勝手に勤王の軍を起兵したため庶人とされた。明朝が滅亡して福王朱由 崧 (弘光帝) が擁立されると広西省平楽から杭州に移った。南京が落ちると順治2 (45) 年に福州で礼部尚書黄道周,南安伯鄭芝龍らに擁立され,年号を隆武と定め,福州を天興府とした。しかし,黄道周と鄭芝龍は対立し,さらに魯王朱以海とも協調しえず,唐王は李自成 (→李自成の乱 ) 残存軍を収めた何騰蛟を頼って建寧から延平へと移った。鄭芝龍はこのことから唐王より離れて清にくだり,唐王は福建省汀州に逃れたが清軍に捕えられ,そこで死んだ。

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