唐鼠黐(読み)トウネズミモチ

デジタル大辞泉 「唐鼠黐」の意味・読み・例文・類語

とう‐ねずみもち〔タウ‐〕【唐××黐】

モクセイ科の常緑高木。ネズミモチに似るが、樹勢がよく、葉はやや大きく先が長くとがる。7月ごろ、白い小花が集まって咲く。中国原産庭木にする。果実漢方女貞子じょていしといい、強壮薬に用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唐鼠黐」の意味・読み・例文・類語

とう‐ねずみもちタウ‥【唐鼠黐】

  1. 〘 名詞 〙 モクセイ科の常緑低木。中国原産で、観賞用に栽植される。葉は柄をもち対生。葉身卵形または卵状披針形で長さ七~一二センチメートル。夏、白い筒状花を円錐状につける。果実は球形または楕円形で黒く熟す。漢名女貞

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「唐鼠黐」の解説

唐鼠黐 (トウネズミモチ)

学名Ligustrum lucidum
植物。モクセイ科の常緑小高木,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android