商売屋(読み)ショウバイヤ

精選版 日本国語大辞典 「商売屋」の意味・読み・例文・類語

しょうばい‐やシャウバイ‥【商売屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 商売をする家。あきんどや。商家。
    1. [初出の実例]「宅(うち)は商売屋だもんだで、何だか訳の解らない女がゐるなんぞと思はれても、余り体裁が好くねえしね」(出典新世帯(1908)〈徳田秋声〉三四)
  3. 遊女屋、芸者屋などのように、おもに客のもてなしをする家。また、それを職とする人。
    1. [初出の実例]「親指に肉がなけりゃこれも商売屋(シャウバイや)で嫌ふ事」(出典:浄瑠璃神霊矢口渡(1770)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む