営作(読み)えいさく

精選版 日本国語大辞典 「営作」の意味・読み・例文・類語

えい‐さく【営作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. えいぞう(営造)
    1. [初出の実例]「宜大宰商量充駈使丁五十人許人及逐閑月発人夫、専加検校早令営作」(出典続日本紀‐和銅二年(709)二月戊子)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕
  3. あるものが他に影響を与えるような働き。作用
    1. [初出の実例]「樹木草竹の空気に及ぼす霊妙なる営作を利用し」(出典:一国の首都(1899)〈幸田露伴〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「営作」の読み・字形・画数・意味

【営作】えいさく

建物を作る。〔史記、高祖紀〕丞相(何)、未央宮を營作し、東闕北闕殿~を立つ。高り、宮闕の壯甚だしきを見て怒る。

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