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四分儀 シブンギ

百科事典マイペディアの解説

四分儀【しぶんぎ】

象限儀とも。天体の高度を観測するのに用いられた天文観測機器の一つ。円周の4分の1の目盛環に0°から90°まで目盛ったもので,これに円の中心を通る視準尺が取り付けてある。

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世界大百科事典 第2版の解説

しぶんぎ【四分儀 quadrant】

象限儀ともいう。古くから天体の高度観測に用いられた天文観測器である。円周の1/4の目盛環に0゜~90゜を目盛り,これに円の中心を通る可動の視準尺を取り付けたものである。観測の精度を高めるためにいきおい目盛環は大型になり,史上有名なT.ブラーエの四分儀は円の半径3mでこれを子午面内に固定し,南中時の天体の高度を測定して天体の赤緯を求めた。この目盛環の角度1′の目盛の間隔は0.9mmとなるが,ブラーエは目盛の読取りに副尺をくふうして10″まで測定したと伝えられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

四分儀
しぶんぎ

象限儀」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内の四分儀の言及

【大航海時代】より

…また船も帆装や船体の構造に北欧型と地中海型との総合が生じ,カラック,カラベルが造られた。観測器具としては羅針盤のほかに四分儀が利用された。
[第2期 1480‐1529]
 ポルトガルでは1480年にジョアン2世が即位し,一時中断されていたアフリカ西海岸での活動が再開された。…

※「四分儀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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