日本歴史地名大系 「四十八社山神社」の解説 四十八社山神社しじゆうはつしやさんじんじや 福島県:双葉郡富岡町下郡山村四十八社山神社[現在地名]富岡町下郡山 下郡国道六号に沿う南面の高地、御柱(おはしら)山の中腹にある。祭神は大綿津見命ほか四七柱。旧村社。社伝によれば大同元年(八〇六)大綿津見命を祀って毛萱伝通(けがやでんつう)山の行者(ぎようじや)が磯(いそ)に創建され、弘仁二年(八一一)現在地に奉遷したという。天長一〇年(八三三)標葉(しねは)郡内の小社四七社をここ一社に合祀、いわゆる総社として祭典を執行し、四十八社大明神と称したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報