精選版 日本国語大辞典 「四極」の意味・読み・例文・類語 しはつ【四極・四八津】 古代の地名。現在の大阪市住吉区から東住吉区東南部にかけてひろがっていた地といわれる。[初出の実例]「是の月に、呉の客の道を為(つく)りて、磯歯津(シハツ)の路に通(かよは)す。呉坂(さか)と名(なづ)く」(出典:日本書紀(720)雄略一四年正月(前田本訓)) し‐きょく【四極】 〘 名詞 〙 東・西・南・北のはて。四方のきわめて遠い国。〔書言字考節用集(1717)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「四極」の読み・字形・画数・意味 【四極】しきよく 四方の極。晋・陸機〔歌、三首、二〕詩 重阜(ちようふ)(重なる山)何ぞ崔嵬(さいくわい)たる(険しい) 玄廬(げんろ)(陵墓)其のに(かく)る 旁(はうはく)(地形のひろがるさま)して四極を立て 穹(きゆうりゆう)(ドームの形)、天に放(いた)る字通「四」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報