デジタル大辞泉 「四次構造」の意味・読み・例文・類語 よじ‐こうぞう〔‐コウザウ〕【四次構造】 複数のたんぱく質分子(ポリペプチド鎖)から構成されるたんぱく質複合体における、ポリペプチド鎖(サブユニット)の空間配置。→高次構造 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四次構造」の意味・わかりやすい解説 四次構造よじこうぞうquaternary structure 蛋白質分子の高次構造の一つ。蛋白質の完全な1分子が数個の単位ポリペプチドの組合せから成る場合に,これら各単位をサブユニットといい,サブユニットの組合わさり方を四次構造という。酵素の場合,アロステリックな活性の調節はサブユニットが結合したままで四次構造の微妙な変化により,あるいはサブユニットの解離という四次構造の大きい変化によってもたらされることが多い。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「四次構造」の解説 四次構造 天然のタンパク質(一本のポリペプチド鎖)は特有の立体構造をもつが,それがさらにいくつか会合して特定の構造を形成することがある.この何本かの天然のポリペプチド鎖が会合して形成するタンパク質の構造を四次構造という. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by