四目結(読み)よつめゆい

精選版 日本国語大辞典 「四目結」の意味・読み・例文・類語

よつめ‐ゆい‥ゆひ【四目結】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 紋所の名。目結(めゆい)四つ並べて、図案化したもの。宇多源氏系の佐々木氏の紋所として有名。よつゆい。
    1. [初出の実例]「佐々木佐渡二郎左衛門尉明秀 地白直垂、金銀のはくにて四目結ををす」(出典:貞治六年中殿御会記(1367))
  2. [ 2 ] ( その紋所からいう ) 四つ目屋[ 一 ][ 一 ]異称
    1. [初出の実例]「四つめゆひの丸薬」(出典:浄瑠璃・敵討御未刻太鼓(1727)下)

よつめ‐むすび【四目結】

  1. 〘 名詞 〙 四つの輪形十字形になるように紐などを結ぶこと。また、その結び方、あるいは、その結んだもの。巾着懸守(かけまもり)などに利用した。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む