四節(読み)シセツ

デジタル大辞泉 「四節」の意味・読み・例文・類語

し‐せつ【四節】

四つ季節四季

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精選版 日本国語大辞典 「四節」の意味・読み・例文・類語

し‐せつ【四節】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 四つの時節。四季。
    1. [初出の実例]「四節逓謝兮万物栄枯、視昔異代兮知後同途」(出典経国集(827)一・小山賦〈石上宅嗣〉)
    2. 「四節名花は一時に競開云云」(出典:神道集(1358頃)六)
    3. [その他の文献]〔曹丕‐連珠〕
  3. 仏語。禅宗寺院において行なう結夏・解夏・冬至・年朝(歳節ともいうか)の四種の行事をいう。
    1. [初出の実例]「四節之秉払者。歳節・結夏・解夏・冬至等也」(出典:新札往来(1367)下)
  4. ( 「くら(鞍)の四節」の略 ) 馬術で、鞍の上の身の置き方の名称。後輪(しずわ)前輪(まえわ)にかかり、または鞍つぼに乗ること。

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