四華(読み)シケ

デジタル大辞泉 「四華」の意味・読み・例文・類語

し‐け【四華/四花】

仏の説法などの際、瑞兆ずいちょうとして天から降るという4種のはすの花。白蓮華・大白蓮華紅蓮華・大紅蓮華の称。四種の花。
葬送で、棺の四方に立てる白色の蓮華。また、その造花

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関連語 瑞兆 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「四華」の意味・読み・例文・類語

し‐け【四華・四花】

  1. 〘 名詞 〙 ( 法華経が説かれたとき、これに先立って現われた六種瑞相(ずいそう)一つとして空から降った四種の蓮の花 ) 仏語。白蓮華・大白蓮華・紅蓮華・大紅蓮華の称。
    1. [初出の実例]「如今此経。天雨四花。地有六種震動」(出典法華義疏(7C前)一)

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