精選版 日本国語大辞典 「四部の書」の意味・読み・例文・類語 しぶ【四部】 の 書(しょ) [ 一 ] 中国で経・史・子・集の四部に分類した書物。経部は四書五経・小学類等。史部は史書・詔令・伝記・地理・職官・政書・目録・史評類等。子部は諸子百家・天文算法・術数・芸術・譜録・類書・小説類等。集部は楚辞・白氏文集等の別集・文選等の総集・詩文評・詞曲類等。四庫の書。[ 二 ] 中国の四つの医学書、素問経・大素経・難経・明堂経の総称。[初出の実例]「たとひ四部の書をかがみて、百療(はくりゃう)に長ずといふ共」(出典:平家物語(13C前)三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例