回風(読み)カイフウ

デジタル大辞泉 「回風」の意味・読み・例文・類語

かい‐ふう〔クワイ‐〕【回風/×廻風】

つむじ風。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「回風」の意味・読み・例文・類語

かい‐ふうクヮイ‥【回風】

  1. 〘 名詞 〙 ぐるぐるまわりながら吹きまくる風。つむじ風。旋風
    1. [初出の実例]「趙后、廻風の席をたまへる事有り」(出典:百詠和歌(1204)八)
    2. 「陸地(くがち)に居て回風で塵埃(ごみごみ)の舞ひ揚るのをよく見ると」(出典:颶風新話(航海夜話)(1857)初)
    3. [その他の文献]〔楚辞‐九章〕

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普及版 字通 「回風」の読み・字形・画数・意味

【回風】かい(くわい)ふう

つむじ風。唐・李白古風、五十九首、七〕詩 兩兩たり、白玉 雙び吹く紫鸞の笙 去影、忽ちにして見えず 回風、天聲を

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