ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「固定性配列法」の意味・わかりやすい解説 固定性配列法こていせいはいれつほうcapital arrangement 貸借対照表における各項目の配列を固定性の高いものから順に行う配列法。その典型的な順序としては,たとえば資産の部では初めに固定資産を有形固定資産,無形固定資産,投資等の順で示し,次に繰延資産を示す。さらに流動資産を棚卸資産,有価証券,各種債権,現金という順で示す。固定資産を多額に有する企業,特に巨大設備の工業および鉱業に適した配列法であり,ドイツやイギリスなどでは広く採用されている。日本でもガス事業や電気事業で採用されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by