国立保健医療科学院(読み)こくりつほけんいりょうかがくいん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国立保健医療科学院
こくりつほけんいりょうかがくいん

保健医療、生活衛生、福祉事業における技術者の教育訓練とこれらの分野に関する調査研究を行う厚生労働省施設等機関。2002年(平成14)4月に国立公衆衛生院と国立医療・病院管理研究所が統合して新たに発足した。前身の公衆衛生院は、1934年(昭和9)アメリカのロックフェラー財団の寄付金を受けて創立準備が始められ、1938年に旧厚生省所管下に発足した。
 国立保健医療科学院の教育課程は、医師・歯科医師・薬剤師・獣医師・保健師・看護師など所定の学科を修めた人が将来公衆衛生に関する実務に従事するための教育訓練を行う専攻課程、すでに衛生技術者として実務に従事している人の再教育を行う特別課程(年間15~20コース)のほか、研究課程、専門課程がある。研究調査部門としては、技術評価部、政策科学部、経営科学部、人材育成部、公衆衛生政策部、疫学部、公衆衛生看護部、生涯保健部、福祉サービス部、口腔(こうくう)保健部、生活環境部、建築衛生部、水道工学部、施設科学部、研修企画部の15研究部門と研究情報センターがあり、保健医療福祉、公衆衛生全般について研究調査し、その結果を発表している。[柳下徳雄]

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デジタル大辞泉の解説

こくりつ‐ほけんいりょうかがくいん〔‐ホケンイレウクワガクヰン〕【国立保健医療科学院】

保健・医療・福祉に関係する職員等の教育訓練や、関係する調査・研究を行う、厚生労働省の研究・研修機関。国立公衆衛生院国立医療・病院管理研究所、および国立感染症研究所の一部を統合し、平成14年(2002)設置。埼玉県和光市に所在。NIPH(National Institute of Public Health)。

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