国語仮名遣い(読み)コクゴカナヅカイ

デジタル大辞泉 「国語仮名遣い」の意味・読み・例文・類語

こくご‐かなづかい〔‐かなづかひ〕【国語仮名遣い】

和語仮名で書くときの表記法漢語に関する字音仮名遣いと区別していう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国語仮名遣い」の意味・読み・例文・類語

こくご‐かなづかい‥かなづかひ【国語仮名遣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本語固有の語句(和語・やまとことば)を書くときのかなづかい。歴史的かなづかいを適用するものとして、字音のかな表記と別に取り扱う考え方による。→字音仮名遣(じおんかなづかい)
    1. [初出の実例]「字音仮名遣のみ発音的にして国語仮名遣のみ全然旧来の仮名遣を墨守すること教育上不便なれば」(出典:官報‐明治三八年(1905)三月八日)
  3. 広く、仮名で語句を写す方法

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android