ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際労働運動」の意味・わかりやすい解説
国際労働運動
こくさいろうどううんどう
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…サッチャー(イギリス,1979),レーガン(アメリカ,1980)政権の登場に象徴される政治の保守化は,福祉国家の危機,対労働組合強硬政策の実施をもたらし,若干の例外(たとえば,フランス,ギリシア,スペインにおける社会主義的政権の出現)はあるものの,総じて労働運動は1970年代末以降,守勢を余儀なくされている。
【国際労働運動】
〈万国の労働者よ,団結せよ〉(マルクス,エンゲルス《共産党宣言》)のスローガンにもかかわらず,労働運動の国際的統一は容易ではなく,各国の利害やイデオロギーの相違のため,国際労働運動は協調と分裂・対立とを繰り返してきたといってよい。 最初の国際的な組織としては国際労働者協会(第一インターナショナル。…
※「国際労働運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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