圏套(読み)ケントウ

デジタル大辞泉 「圏套」の意味・読み・例文・類語

けん‐とう〔‐タウ〕【圏×套】

鳥や獣を捕らえるわな。また、策をめぐらすこと。
縄張りうち勢力圏内。
学術の事は、務めて俗流を支配する官等位階の―を脱せしむるに如かず」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉

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精選版 日本国語大辞典 「圏套」の意味・読み・例文・類語

けん‐とう‥タウ【圏套】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わな。しかけ。また、策をめぐらすこと。計略
  3. なわばりのうち。勢力の範囲内。
    1. [初出の実例]「圏套一設、多少英才、皆入其彀中」(出典:訳文筌蹄初編(1714‐15)題言十則)
    2. [その他の文献]〔長生殿‐権鬨〕

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普及版 字通 「圏套」の読み・字形・画数・意味

【圏套】けんとう

範囲。

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