園韓神の祭(読み)そのからかみのまつり

精選版 日本国語大辞典「園韓神の祭」の解説

そのからかみ【園韓神】 の 祭(まつり)

平安京大内裏の宮内省にまつられた園神(一説に大物主神(おおものぬしのかみ)という)・韓神(一説に大己貴神(おおなむちのかみ)・少名毘古那神(すくなびこなのかみ)二神という)の祭礼。平安京造営の際に、この地にあった園神・韓神を他に移そうとしたとき、「この地に座して帝王を守らん」との神託があり、そのまままつった。以後、朝廷の行事となり、陰暦二月の春日祭の直後のの日と、一一月の新嘗祭直前の丑の日とを祭礼の定日とし、山人を迎えて庭火をたき、御馬の引回し、御巫舞・舞楽などが行なわれ、後に直会・大和舞を行なって祭儀を終わる。《・春/》 〔三代実録‐天安二年(858)一一月二〇日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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