土居光華(読み)どい こうか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土居光華」の解説

土居光華 どい-こうか

1847-1918 明治時代の自由民権運動家。
弘化(こうか)4年6月24日生まれ。明治5年太政(だじょう)官の左院に出仕したが,翌年退職。北辰社を結成し,ついで静岡前島豊太郎にまねかれて攪眠社社長,岳南自由党の機関紙「東海暁鐘新報」の主筆となり,15年同党総理となる。三重県の郡長をへて27年衆議院議員(当選2回,自由党)。大正7年12月11日死去。72歳。淡路(あわじ)(兵庫県)出身。字(あざな)は士済。号は淡山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の土居光華の言及

【女大学】より

…これらは江戸時代には寺子屋で読本兼習字用教科書として,明治以降は女学校の修身教材として使われた。一方,西欧思想を取り入れて《女大学》を批判したものとして,土居光華《文明論女大学》(1876),福沢諭吉《女大学評論》《新女大学》(ともに1899)などがある。【中江 和恵】。…

※「土居光華」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android