① 担子菌類クチベニタケ科のきのこ。広く世界に分布し、夏から秋にかけ、山野の路傍に発生する。子実体は黒褐色で、初め扁球形をし径約二センチメートル。熟すと厚い革質の外皮が六~一二片に裂けて外側に反り返り内皮を現わす。内皮は球形で薄い袋状をし、頂端に胞子を出す孔がある。外皮の裂片は湿気を含むと外側に大きく開き、乾くと内側に強く巻き込み、この時裂片の先端が内皮を圧して胞子の飛散を行なう。また、巻いて丸くなった子実体は、風でころがることもある。つちがき。つちがきたけ。ままだんご。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕