土棲蜂(読み)ツチスガリ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「土棲蜂」の意味・読み・例文・類語

つち‐すがり【土棲蜂】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ハチ(膜翅)目アナバチ科フシダカバチ亜科に属するハチの総称。体長七~一六ミリメートルで、腹部の各節間は強くくびれている。体は黒色で黄色斑がある。夏ごろ現われ、雌は地中に穴を掘って巣をつくり、コハナバチ類などを捕えて、それに産卵する。ナミツチスガリ、マルモンツチスガリアカアシツチスガリなど日本に一五種が分布する。ふしだかばち。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 昆虫じがばち(似我蜂)」の異名。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「土棲蜂」の解説

土棲蜂 (ツチスガリ)

学名Cerceris harmandi
動物。ジガバチ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android