デジタル大辞泉 「在籍専従」の意味・読み・例文・類語 ざいせき‐せんじゅう【在籍専従】 組合員が勤務先に籍をおいたまま、労働組合の専従者になること。また、その人。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「在籍専従」の意味・読み・例文・類語 ざいせき‐せんじゅう【在籍専従】 〘 名詞 〙 職員や公務員としての籍をおいたまま、労働組合の専従者になること。給与は組合が支払い、使用者との関係では、この期間は休職扱いになるのが普通。組合専従。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「在籍専従」の意味・わかりやすい解説 在籍専従ざいせきせんじゅうfull-time trade union officer 企業との雇用関係を継続させたまま,その職務には従事せず,もっぱら組合業務を行う者をいう。通常休職扱いとなるが,就業規則などの適用は受ける。会社が専従者に給与を支払うことは,組合に対する経理上の援助として不当労働行為となる。公務員は職務専念義務 (国家公務員法 101条,地方公務員法 35条) により在籍専従は原則として認められないが,所轄庁の長が認めた場合は,職員団体または国営企業などの労働組合の専従役員となることができる (国家公務員法 108条の6,地方公務員法 55条の2,国営企業労働関係法7条,地方公営企業労働関係法6条) 。その期間は5年を限度とするが,国営企業または地方公営企業の在籍専従については各法の附則で当分の間「7年以下の範囲内で労働協約で定める範囲」とすることができるよう定められている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by