地無(読み)じなし

精選版 日本国語大辞典 「地無」の意味・読み・例文・類語

じ‐なしヂ‥【地無】

  1. 〘 名詞 〙 すきまなく全面に、縫い物、摺箔(すりはく)、絞りなどの模様のついた織物。また、その布でできた衣服慶長模様は、地無しをその特色とする。
    1. [初出の実例]「四十三四と見えし女房、地(ヂ)なしのむかし着物に、金入の帯して」(出典浮世草子好色二代男(1684)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む