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地蠟 ちろうearth wax

世界大百科事典 第2版の解説

ちろう【地蠟 earth wax】

鉱物の一種。オゾケライトozokeriteともいう。成分はCnH2n,ときにCnH2n+2の炭化水素が主成分で,動植物から得られる蠟(脂肪酸と水に不溶な高級一価アルコール類または二価アルコール類とのエステル)とは化学的成分を異にするものである。精製したものはセレシンの名称がある。ヨーロッパ,旧ソ連,エジプト,アメリカなどの石油鉱床,石炭鉱床に産し,とくにウクライナのボリスラフ地方の油田が名高い。石油中のパラフィン油の硬化,重合などによって生じたものと考えられる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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