精選版 日本国語大辞典 「地頭役」の意味・読み・例文・類語 じとう‐やくヂトウ‥【地頭役】 〘 名詞 〙 中世、地頭が荘園農民に対してあてた課役。地頭は自分の田畑の耕作のために農民を徴発したり、京都、鎌倉へ上る際の人夫、費用の徴収、そのほか雑役を課すなど、農民にとって過重な負担となった。[初出の実例]「件夫、郷別一人、為二地頭役一、令二沙汰進一者、先例也」(出典:吉田社文書‐上・仁治二年(1241)三月二七日・同持夫遅参并対捍事) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例