坂場村
さかばむら
[現在地名]豊根村坂宇場
別所街道筋の村。街道に沿って大入川の支流坂宇場川が南流する。延宝六年(一六七八)の検地では田四反余・畑八町余。天保九年(一八三八)の戸口は二七戸・一五〇人(北設楽郡史)。上流の街道筋に川宇連村がある。延宝六年の検地では田はなく畑一町七反余。天保九年の戸口は一四戸・六九人。
坂場の氏神八幡神社境内の宮島遺跡から、縄文後期の住居跡二基が発見された。
坂場村
さかばむら
[現在地名]小牧市
多気〈
北町・
中町・
西町・
東町・
南町〉
現在の通称坂場が旧坂場村にあたる。天保の村絵図をみると、村は中央に大気村の土地を挟み東西に離れた形で立地している。東から西にかけて小針村に囲まれ、南が大気村に接している。寛文一一年(一六七一)には戸数一〇、人数四九(寛文覚書)、「徇行記」によれば田は九反余、畑は五町二反九畝余で、概高五五石余。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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