デジタル大辞泉 「垂簾」の意味・読み・例文・類語 すい‐れん【垂×簾】 1 すだれをたれること。また、たれたすだれ。2 《昔、中国で男女の区別を厳しくするため、皇太后などが群臣に会うとき、その前にすだれを垂れたところから》天子が幼年のとき、皇太后などが代わって行う政治。垂簾の政まつりごと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「垂簾」の意味・読み・例文・類語 すい‐れん【垂簾】 〘 名詞 〙① すだれをたれること。また、たれたすだれ。すだれ。〔旧唐書‐高宗紀下〕② =なんこうがい(軟口蓋)〔医語類聚(1872)〕③ 「すいれん(垂簾)の政」の略。〔宋史‐礼志〕 たれ‐す【垂簾】 〘 名詞 〙 たれたすだれ。[初出の実例]「玉垂の小簀の垂簾(たれす)を行きかちに寝は眠さずとも君は通はせ」(出典:万葉集(8C後)一一・二五五六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例