垂簾(読み)スイレン

デジタル大辞泉 「垂簾」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【垂×簾】

すだれをたれること。また、たれたすだれ。
《昔、中国男女区別を厳しくするため、皇太后などが群臣に会うとき、その前にすだれを垂れたところから》天子幼年のとき、皇太后などが代わって行う政治。垂簾のまつりごと

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精選版 日本国語大辞典 「垂簾」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【垂簾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. すだれをたれること。また、たれたすだれ。すだれ。〔旧唐書‐高宗紀下〕
  3. なんこうがい(軟口蓋)〔医語類聚(1872)〕
  4. すいれん(垂簾)の政」の略。〔宋史‐礼志〕

たれ‐す【垂簾】

  1. 〘 名詞 〙 たれたすだれ。
    1. [初出の実例]「玉垂の小簀の垂簾(たれす)を行きかちに寝は眠さずとも君は通はせ」(出典万葉集(8C後)一一・二五五六)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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