日本歴史地名大系 「垣花ヒージャー」の解説 垣花ヒージャーかきのはなひーじやー 沖縄県:沖縄島南部玉城村垣花村垣花ヒージャー垣花(かきのはな)集落の南側にある湧泉で、集落やグスクの成立にかかわる水源。垣花樋川とも記す。標高一一〇―一二〇メートルの台地面とその南側の急斜面との境目付近に位置する。台地部分は透水性の大きな第四紀更新世の琉球石灰岩からなり、その下には難透水性の新第三紀鮮新世の島尻層群の泥岩がある。湧水はこの両地層の不整合面から湧き出ており、湧水量は豊富である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by