最新 地学事典 「埋没群集」の解説
まいぼつぐんしゅう
埋没群集
taphocoenosis
遺骸群集のうち,化石化していない生物体またはその生痕が堆積物中に埋められている群集。古生物学の分野で使用。遺骸群集という概念を厳密に定義する過程において,W.Quenstedt(1927)によって提案された。埋没群集は主に内生型の底生動物によって構成され,化石として保存されやすく,原地性でよい示相化石となる。埋没群集がそっくりそのまま化石群集になるわけではない。参考文献:R.T.Hecker(市川輝雄ほか訳,1959) 古生態学入門,築地書館
執筆者:糸魚川 淳二
参照項目:遺骸群集
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

