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城端塗(読み)じょうはなぬり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

城端塗
じょうはなぬり

富山県南砺市城端で発達した漆工技法 (→漆工芸 ) およびその漆器城端蒔絵,治五右衛門塗ともいう。慶長年間 (1596~1615) ,17世紀初めに畑治五右衛門が長崎で密陀絵 (みつだえ) を学び,塗師屋佐々木又兵衛の孫の徳左衛門が受け継ぎ,漆器に応用したのが始まりと伝えられている。その後7代目の小原治五右衛門林好が文化年間 (1804~18) に軽粉といわれる白い粉 (水銀に明礬塩を加えたもの) を漆描きした上に蒔いて白蒔絵を始め,城端塗の特色をつくった。

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百科事典マイペディアの解説

城端塗【じょうはなぬり】

治五右衛門塗とも。富山県城端町(現・南砺市)に産する漆工芸。白色を表すため密陀絵や軽粉(水銀にミョウバン塩を加えたもの)を用いた蒔絵(まきえ)技法を特色とする。天正年間に畑治五右衛門が,長崎で唐人から密陀絵法を学び,塗師屋佐々木又兵衛の孫徳左衛門に伝えたのに始まる。治五右衛門は6代目から小原治五右衛門を名乗り,その家系は城端で今も栄えている。

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