執事代(読み)シツジダイ

デジタル大辞泉 「執事代」の意味・読み・例文・類語

しつじ‐だい【執事代】

鎌倉室町幕府職名政所まんどころ問注所執事事故あるときその代理を務めた。

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精選版 日本国語大辞典 「執事代」の意味・読み・例文・類語

しつじ‐だい【執事代】

  1. 〘 名詞 〙 常時執事を補佐し、執事に支障ある時は臨時にこれを代理する者をいう。特に室町幕府の政所と問注所に置かれたもの。前者常置の職で、執事の私的代官である政所代と並置され、後者は臨時の職で、通常問注所代と呼ばれた。
    1. [初出の実例]「政所執事代、日来斎藤五郎左衛門尉〈季基〉也」(出典:後愚昧記‐貞治五年(1366)八月一八日)

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