基準為替相場(読み)きじゅんかわせそうば(英語表記)basic exchange rate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「基準為替相場」の解説

基準為替相場
きじゅんかわせそうば
basic exchange rate

外国為替相場算定にあたって基準となる相場。自国通貨と最も取引が多く,有力な外国通貨との交換レートであり,他のすべての外国通貨の相場建値の基準となる。日本の場合は,対米ドル相場がこれにあたる。外国為替及び外国貿易管理法 (外為法) の規定では,公定平価としての対米ドル相場が単一の基準とされていた。 1949年に1米ドル=360の基準相場が定められたのち,71年のスミソニアン合意により1米ドル=308円となったが,73年の変動相場制度移行により実質的な意味を失った。したがって,現在外為法上の基準為替相場は,政府の報告基準としての意義しかもっておらず,実際の為替の売買などには適用されていない。

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精選版 日本国語大辞典「基準為替相場」の解説

きじゅん‐かわせそうば ‥かはせサウば【基準為替相場】

〙 諸外国通貨との為替相場決定の基準となる特定の外国通貨との相場。日本では対米ドル相場。

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