堀株川(読み)ほりかつぷがわ

日本歴史地名大系 「堀株川」の解説

堀株川
ほりかつぷがわ

共和町の中央部を北西に流れて日本海に注ぐ二級河川。流路延長二九・六キロ(うち指定区間一七・四キロ)流域面積二八一・七平方キロ。町域南東部の倶知安くつちやん峠・ワイスホルン、北東部のぎん山・稲穂いなほ嶺をはじめ北部山地・南部山地を水源とするヤエニシベ川・シマツケナイ川・宿内そこない川・発足はつたり川など数十の河川が流入する。近世、河口部はシリフカと称され、「津軽一統志」に「尻ふか 川有 澗有」とみえる。「丁巳日誌」(曾宇津計日誌)に「ホリカツフの上の山より落来るなり」と記される。明治三年(一八七〇)の「北行日記」にはホリカツフ川とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android