堀親家(読み)ほり ちかいえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀親家」の解説

堀親家 ほり-ちかいえ

?-1203 平安後期-鎌倉時代の武士
伊豆(静岡県)の御家人(ごけにん)。治承(じしょう)4年源頼朝(よりとも)の山木兼隆(かねたか)征討に弟助政(すけまさ)とともにくわわる。元暦(げんりゃく)元年頼朝の命で木曾義仲(よしなか)の子義高を殺害。のち源頼家(よりいえ)の北条時政(ときまさ)暗殺計画にかかわり,建仁(けんにん)3年9月15日殺された。

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朝日日本歴史人物事典 「堀親家」の解説

堀親家

没年:建仁3.9.5(1203.10.11)
生年:生年不詳
鎌倉初期の武士。伊豆国出身。源頼朝の挙兵時からの側近で,元暦1(1184)年には頼朝の命で郎従を遣わし木曾義仲の子義高を暗殺した。頼朝死後は源頼家にも親しく仕え,伊豆幽閉中の頼家から北条時政誅罰を命ずる書状和田義盛に届けたところ,かえって義盛に捕らえられ,殺された。

(高橋秀樹)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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