場の反作用(読み)ばのはんさよう(その他表記)reaction of field

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「場の反作用」の意味・わかりやすい解説

場の反作用
ばのはんさよう
reaction of field

自然界は物質と場から成り立つが,場の量子論によれば場と粒子は互いに付随しており,粒子が場に相互作用を及ぼすときには,場から粒子への反作用も一般には無視できない。このような効果を場の反作用と呼ぶ。粒子の運動が変化するときには,粒子の周囲の固有の場も変化しなければならないから,場の慣性の力が粒子に働き,粒子の質量が見かけ上変化したように見える。このような高次効果の取扱いは発散の困難を含み,くりこみ理論によって処理される。

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