精選版 日本国語大辞典 「塩場菜科」の意味・読み・例文・類語 しばな‐か‥クヮ【塩場菜科】 〘 名詞 〙 単子葉植物の科名。三属二五種あり、世界の南北温帯の淡水および海水の沼沢地に生育する。一年草、または多年草で、葉は線形となり基部は鞘をなす。小さな花は総状、または穂状花序をなし、放射相称。両性または単性。花被は六で草質。雄しべは六ないし四。子房は上位で六ないし四室。各室に一個の卵細胞がある。種子には胚乳がない。日本ではシバナ、ホソバノシバナの二種が海辺に自生しており、時に葉を食用とする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例