塩津留主殿介(読み)しおづる とのものすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩津留主殿介」の解説

塩津留主殿介 しおづる-とのものすけ

?-? 室町-戦国時代の貿易家。
肥前佐賀の豪族松浦(まつら)党の一族で,大小200以上の船をもち,対馬(つしま),壱岐(いき)を拠点朝鮮,中国,石見(いわみ),若狭(わかさ)の間で交易をいとなんだ。塩津留家は文明6年(1474)から100年余にわたって繁栄したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android