デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩田牛渚」の解説 塩田牛渚 しおだ-ぎゅうしょ 1829-1866 江戸時代後期の画家。文政12年生まれ。もと陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。弟に家督をゆずり,越後(えちご)の行田雲濤,長崎の鉄翁祖門(てっとう-そもん),木下逸雲(いつうん)にまなび,花鳥画にすぐれた。藩主松平容保(かたもり)が京都守護職になると,京都にすみ画業にはげんだ。慶応2年死去。38歳。名は允。通称は番。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例