デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩谷鳳州」の解説 塩谷鳳州 しおのや-ほうしゅう 1703-1764 江戸時代中期の医師。元禄(げんろく)16年生まれ。安芸(あき)(広島県)賀茂郡竹原の人。広島藩儒の植田艮背(ごんはい)にまなび,和歌詩文にすぐれる。医業のかたわら,子弟の教育にあたる。なお没後,その屋敷に教え子の頼春風(らい-しゅんぷう)らによって郷塾の竹原書院がひらかれた。明和元年10月18日死去。62歳。名は貞敏。字(あざな)は道碩。別号に志帥。著作に「巾箱秘要」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例