塩野谷祐一(読み)しおのや ゆういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩野谷祐一」の解説

塩野谷祐一 しおのや-ゆういち

1932-2015 昭和後期-平成時代の経済学者。
昭和7年1月2日生まれ。経済学者・塩野谷九十九の子。昭和47年一橋大の教授。平成元年から4年まで同大学長。経済思想,経済哲学,経済倫理など経済学の哲学的基礎を研究。3年「価値理念の構造―効用対権利」で学士院賞。8年国立社会保障人口問題研究所長。14年文化功労者。平成27年8月25日死去。83歳。愛知県出身。名大卒。著作に「現代物価」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む