塵務(読み)ジンム

デジタル大辞泉 「塵務」の意味・読み・例文・類語

じん‐む〔ヂン‐〕【×塵務】

俗世間での煩わしい仕事。

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精選版 日本国語大辞典 「塵務」の意味・読み・例文・類語

じん‐むヂン‥【塵務】

  1. 〘 名詞 〙 俗世間の煩わしいつとめ。塵俗事務
    1. [初出の実例]「真正参禅の衲子の前には、塵務なき世事なき事を」(出典:遠羅天釜(1747)答鍋島摂州侯近侍書)
    2. [その他の文献]〔南斉書‐何昌寓伝〕

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普及版 字通 「塵務」の読み・字形・画数・意味

【塵務】じん(ぢん)む

世俗の務。〔世説新語賢媛〕王江州(凝之)夫人(謝道)、(弟)謝遏に語りて曰く、汝(なんぢ)何を以てか(すべ)て復(ま)たまざる。是の塵務の心に經(ふ)るが爲か、天に限りるかと。

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