塵外(読み)ジンガイ

デジタル大辞泉 「塵外」の意味・読み・例文・類語

じん‐がい〔ヂングワイ〕【×塵外】

俗世間のわずらわしさを離れた所。塵界の外。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塵外」の意味・読み・例文・類語

じん‐がいヂングヮイ【塵外】

  1. 〘 名詞 〙 俗世間のわずらわしさを離れた所。また、その境地。うき世の外。塵界の外。世外
    1. [初出の実例]「塵外年光満、林間物候明」(出典:懐風藻(751)山斎〈河島皇子〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐謝安伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「塵外」の読み・字形・画数・意味

【塵外】じんがい(ぢんぐわい)

世俗の外。〔晋書謝安伝論〕(謝安)、始め塵外に居り、人(じんかん)を高謝す。山林に嘯詠(せうえい)し、江泛す。此の時に當り、然(せうぜん)陵霞の致り。

字通「塵」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android