壁蝨目(読み)だにもく

精選版 日本国語大辞典 「壁蝨目」の意味・読み・例文・類語

だに‐もく【壁蝨目】

  1. 〘 名詞 〙 節足動物蛛形(ちゅうけい)類の中でクモと並んで最も種類の多い群。体長〇・三~一ミリメートルたらずのものが多いが、吸血後のマダニのように二センチメートルを超すこともある。頭・胸・腹の区分がなく一体となって融合し、四対の歩脚をもつ。地球上のあらゆる環境に生息し、吸血性のマダニ、イエダニワクモツツガムシなどのほか、食品にわくコナダニ作物に加害するハダニ、土の中にすむササラダニ水中生活するミズダニなど、全世界から約二万種が知られている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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